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【徳島の家族葬】祭壇の種類と選ぶときのポイントとは?2023.09.22
近年注目されつつある“花祭壇”のメリットについて
一般的な参列者がいなく、気心の知れた身内だけで行う家族葬。
ここ徳島でも、古くからの形式にとらわれず、それぞれの考え方で大切な人とお別れできる家族葬を選ばれる方は増えています。
一般的な葬儀よりも小規模にはなりますが、「故人としっかりお別れしたい」というご家族様のお考えを反映できる大切な儀式です。故人との想い出をイメージしながら、それぞれの家族にあった祭壇で送り出してあげたいですよね。
そこで、今回は家族葬の祭壇の種類や、どれを選ぶべきか迷ったときのポイントをお伝えします。
葬儀における「祭壇」の種類とは?
昔は、仏式や神式、キリスト教といった宗教・宗派ごとのルールがあり、それに沿った祭壇が葬儀会社によって選ばれるケースが一般的でした。葬儀を行う際、祭壇の種類を家族が選択することはあまりありませんでした。その理由のひとつが、葬儀の形が少なかったからかもしれません。
現在では、一般葬や家族葬、一日葬、直葬など葬儀の形も多様化し、それにともなって祭壇の種類も葬儀を執り行うご家族様が決めるというスタイルも主流となっています。
葬儀における祭壇にどんなものがあるか、主なものをご紹介していきます。
一般的によく使われる「白木祭壇」
白木祭壇(しらきさいだん)は、仏式の葬儀でよく選ばれている一般的な祭壇です。
昔からよく使われていた祭壇で、葬儀の「祭壇」と聞いたときに白木祭壇をイメージする方も多いのではないでしょうか。白木祭壇は、ヒノキや杉といった淡い色味の木材で段が組まれ、故人の遺影や位牌、燭台、香炉、供花などを置く箇所が設けられた祭壇。日本の葬儀では古くから選ばれていた白木祭壇には伝統的な風格が感じられます。葬儀の規模の大きさに合わせ、祭壇の大きさや装飾が変わってきます。また、仏式・神式の葬儀でだけ使われる祭壇なので、ほかの宗教の方は白木祭壇を選ぶことがありません。
花で作られる「花祭壇」
花祭壇は名前通り“花”を中心として作られた祭壇です。花の飾り方によって祭壇の雰囲気も変わるので、家族が思い描く故人らしさを叶えることもできます。
徳島でも近年選ばれるようになった家族葬ですが、祭壇を選ぶとき「花祭壇」にする方が増えています。白木祭壇と違い、宗教・宗派を選ばないので、あらゆる葬儀に対応可能です。どんな花を選ぶか、どんな飾り方をするかで祭壇の雰囲気も違います。花々に包まれた故人の遺影が飾られた花祭壇は、とても温かく和やかな気持ちになれる・・・、そんな特徴のある祭壇です。
神式で行う際に選ぶ「神式祭壇」
神式で葬儀を行う場合、葬儀への考え方のほか、使う祭壇や飾る物なども異なります。
祭壇に使う材質は仏式と同じで、通常は「白木」を使って段が組まれ、三種の神器や玉串、供物(米や清酒、魚、野菜、塩、果物など)を飾る箇所が設けられます。飾られる花の種類も神式は主に「白」で、全体的にシンプルにするのが一般的です。
キリスト教で選ばれる「キリスト教祭壇」
カトリックやプロテスタントで祭壇の飾り方は異なりますが、キリスト教祭壇は十字架やロウソク、遺影、棺、白い花などで飾られます。葬儀を行う教会によっても違うため、祭壇は神父様や牧師様に相談するのが大切です。
家族葬の祭壇はどれを選ぶべき?迷ったときはここをポイントに・・・
次に、祭壇をどうやって選んだらいいか不安な方に向けてポイントをご紹介します。
宗教に応じた祭壇を選ぶケース
故人が特定の宗教を重んじていた場合などは、それに合った祭壇を選ぶというケースもあります。
仏教と神道、キリスト教では、「人が亡くなる」ということに対しても異なる考えです。
人の「死」の後に“成仏する”や“輪廻転生する”などと考えられる仏教に対し、神道では亡くなった後には氏神様となって家族を守ってくれるという考えです。また、キリスト教には天国や地獄という概念があります。
このように、死後の考え方も宗教によってばらばらなので葬儀の内容も変わってきます。宗教を重んじているときは、それに応じた祭壇を選ぶのもひとつの選択肢です。
ただ、同じ「仏教」でも宗派によって異なる部分もあるため、葬儀会社や寺院に相談することがおすすめです。
葬儀の参列者に応じた祭壇を選ぶケース
ここ徳島でも家族葬という小規模な葬儀を選ぶ人が増えてきましたが、故人の生前の状況によっては、たくさんの参列者に来てもらえるように一般葬を行うケースもあるでしょう。
葬儀を行うご家族の考えにもよりますが、家族、親戚をはじめ、故人の友人・知人、会社の方など大勢の参列者が見込まれるときは、葬儀の規模に合わせて大きな白木祭壇で伝統的な要素を重視することもできます。
形式にとらわれずに祭壇を選ぶケース
宗教や葬儀の規模・・・などと考えていくと選ぶべき祭壇は限定されがちかもしれません。ただ、家族だけという少人数で行う家族葬なら、形式に縛られることなく祭壇を選ぶこともできるでしょう。
ご家族様が「故人をどうやって見送りたいか」という気持ちを中心として、花祭壇を選ばれる方も増えています。
家族葬で選ばれることが多い「花祭壇」。そのメリットとは?
近年、増加している「家族葬」では、花祭壇を選ぶご家族様が多いです。花祭壇は、宗教や宗派など関係なく葬儀にて飾ることができます。
故人の遺影を飾り、葬儀の中心となる祭壇。家族葬で花祭壇を選ぶメリットとは何なのでしょうか。
家族葬で花祭壇を選ぶ主なメリットは「故人への想いを自由にデザインした祭壇にできる」という点です。
優しく、穏やかなイメージを持つ“花々”が故人の遺影周りに彩られます。
故人とのお別れの背景は、ご家族様それぞれに異なるものです。心の準備ができていた人もいれば、突然のことで動揺している人もいることでしょう。故人とのお別れはとても悲しいものですが、どのご家族様にとっても「後悔のないように、しっかりと最後に送り出してあげたい」ということではないでしょうか。
花祭壇なら、「祭壇に好きな花を飾る」「故人の想い出の品を置く」など、故人をイメージしながら、ご家族様の想いが込められるケースもあります。亡くなった人のことを思い出しながら祭壇をデザイン、温かな気持ちで最後の時を過ごせるでしょう。
まとめ
祭壇の種類はさまざまですが、ここ徳島でも増えてきた「家族葬」では花祭壇がよく選ばれています。
家族葬を選ぶご家族様の多くは、「家族だけで見送ってあげたい」とおっしゃいます。どの形の葬儀を選んだとしても、葬儀は故人との最後のお別れの時間です。
家族だけで故人を偲べる家族葬を選ぶなら、費用や参列者への気遣いではなく、 “故人との最後のひととき”のことだけを考えたいですよね。自由度の高い花祭壇なら、宗教や伝統とは違った考えで祭壇を彩ることができます。
私どもも、ここ徳島で家族葬をお考えの方のお問合せをよくいただきます。近年耳にする機会が増えてきた家族葬とはいえ、まだまだ不安なことも多いのではないでしょうか。
私どもは、ご家族様のお考えに寄り添ったプランをご提案いたします。故人との大切なお別れのときのお手伝いをさせていただきます。葬儀に関してご不明なことがあれば、些細なことでも構いません。ぜひ、ご相談ください。
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徳島葬送.comでは、徳島県徳島市、板野郡北島町を中心に家族葬を主に行っています。家族葬専用の貸切式場となっております。専用駐車場も50台完備しております。
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