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家族葬に参列する親族は供花を贈る?供花の意味や贈る際のマナーについてご紹介2023.09.04
家族葬は、参列できる人が親族に限られているケースが多く、招待されない人は葬儀に行くことができません。そこで「せめて供花を贈りたい」と考えることもあるのではないでしょうか。
しかし注意が必要なのは、「家族葬では香典・供花のどちらも辞退されているケースが多い」という点です。
また、家族葬に招待されている親族のなかには「葬儀に参列するけれど、供花も送りたい」という方もいらっしゃるでしょう。供花を贈るのが家族葬の場合、一般の葬儀とは違った点が多いです。
そこで、家族葬においての供花の意味や、気をつけるべきマナーをお伝えしていきます。
まずは知っておきたい“供花”のこと
供花(きょうか)は葬儀場に飾るために贈る花のことで、故人とのお別れにおいてご冥福を祈る意味を持ちます。
大切な人が亡くなったことはとても悲しいですが、遺影や葬儀場に“お花”があることで、どこか穏やかな気持ちでお別れができますよね。
また、供花は葬儀に参列できない人が「香典・弔電」に代わるものとして贈るケースもあります。
供花を贈るべきか迷う~確認すべきは遺族の意向
ここ徳島でも、家族や親族を中心に参列する家族葬が増えてきました。
葬儀に参列する人数は少ないからこそ、遺族が故人にしっかりと向き合いながらお別れができる…。そんな点でも注目されている葬儀の形です。
供花についても、一般葬とは違ったマナーをおさえておくようにしましょう。
そもそも家族葬を行う場合、「家族や親族のみの葬儀をしたい」という考えから、友人・知人の葬儀への参列および香典を辞退しているケースがほとんど。
「香典をもらう=お返しをしなければならない」という気持ちの方も多いからです。そのため、香典と同じような意味合いを持つ供花も、家族葬では参列しない方からは辞退をしている可能性が高いです。
しかも、家族葬を行う会場はスペース的にもいただいた供花を置けないケースもあります。
ご遺族が供花をもらって困ることのないよう、まずは「辞退していないか」を確認することが大事です。
供花を贈るときのポイント
家族葬には、親族が参列するケースは多いです。故人との距離も近い親族ですから、香典以外に供花を贈りたいと考えるのではないでしょうか。
また、葬儀に参列しない友人でも、「供花を贈ること」についてご遺族への確認が取れたら贈ることはできます。
家族葬で供花を贈るとき、どんなポイントに注意すべきなのでしょうか。
葬儀に参列する親族だとしても、供花を贈ることを事前に遺族に確認する
前述したように、葬儀に招待されていなければ基本的に供花を贈るのを控えるべきですが、「家族葬に招待されている親族」ならどうでしょうか。「香典はもちろん、供花も贈るべきなのでは…」と考える方も多いかと思います。
親族という近い間柄ですから事前確認をせずに供花を贈るというケースもあるかもしれませんが、たとえ親族だとしてもむやみに供花を贈るのはよくありません。
家族葬の会場が狭く、せっかく贈った供花が置けないなどのトラブルが起こらないように、事前に遺族の都合を確認することが大事です。
供花に対する返礼の辞退を
家族葬の供花で最も大切なのが遺族の気持ちです。供花を贈ることに対してご遺族からの了承を得られたとしても、まずは「返礼はいらない」と辞退について伝えておきましょう。
遺族にとっては、贈ってくれた人からの故人に対する想いが伝わる供花を見て、きっと感謝の気持ちでいっぱいです。やはり、「返礼をしなければならない」と気を遣うことになるでしょう。
供花を贈る側にとっては、故人を偲ぶ気持ちで贈っているわけですから、その気持ちをはっきりと「返礼品はご辞退します」という言葉にして伝えておくことが大事です。
家族葬での供花は、ご遺族の負担とならないような配慮も必要です。
花の色、種類に注意する
家族葬で供花を贈る場合、まずは故人の宗教・宗派を確認しておくことが大事です。
葬儀に飾るものですから「ふさわしい・ふさわしくない」が当然あります。宗教にそぐわない花を贈ると飾ることができないケースもあるので注意しましょう。通常、どの宗教でも「白」を基調とした優しい色調の花を選ぶことが多いです。
また、花の種類にも気を付けなくてはなりません。たとえば、仏教では仏の花と言えば“菊”がイメージできるかもしれませんが、キリスト教では葬儀で使われることがないのです。
仏教・宗教による、花の種類や色を間違って失礼にあたらないようにしましょう。
送り先・宛名を間違わない
家族葬の供花の届け先の場所について、間違わないようにきちんと確認しておきましょう。
気を付けたいのが宛名です。送り主としては故人との縁が深く、故人の名前を書きそうになるかもしれません。葬儀では、喪主様宛に供花を贈ることになるので注意しましょう。
供花を贈るタイミング
供花を贈るときは「儀式が始まる前に届くこと」が前提です。
参列する親族が供花を贈るケースであれば、お通夜には間に合うように手配しましょう。お通夜よりも前に届けることで、少しでも長くお花が故人の近くに飾られています。
供花の費用
スタンド花なら、1基10,000~20,000円ほどが費用相場と言われています。
故人とのお別れの際を飾る花のため、「少しでも豪華なものを贈りたい」という考え方もあるかもしれません。ただ、相場よりも高額な供花の注文をすると、ご遺族が返礼に気を遣うというケースもあります。
「家族葬である」ということも踏まえた上で、故人との関係性やご遺族への配慮もしつつ、供花を贈りましょう。
家族葬の供花は、どこにどうやって依頼するの?
供花は儀式にふさわしいかという観点で選ぶべきなので、近所の花屋さんやスーパーの花売り場で適当に見繕って買うという訳にもいきません。
「葬儀に飾る」という前提でマナーを守った花を購入することが大事です。
葬儀を行う担当の葬儀社に連絡して手配してもらえば、故人の葬儀に合った花の種類、ボリューム、雰囲気でまとめてもらえるほか、供花の届け先・届く日にちなどベストな状態で段取りしてもらえます。ただ、電話だけで供花の手配をすると、「どんな花になるのだろう?自分の予算よりも高額にならないだろうか?」などの不安もあるかもしれません。
最近では、インターネットを通じた供花の注文方法もあります。予算や贈るシーン、花の種類、色…などあらゆる想定で選べるうえ、実際に供花のイメージが掴めます。
まとめ
ご家族にとっても、親族にとっても葬儀は突然のことです。最後の儀式を飾る供花をぜひ贈りたいとお考えの親族の方、葬儀には参列しないけれど供花を送りたいという方もいるのではないでしょうか。
徳島でも家族葬を行う方が増えています。参列する親族にとっても「供花をどうすべきか…」という疑問もあるでしょう。ただ、家族葬は一般葬とは違う点が多々あり、すべてはご遺族の意向を確認する必要があります。
また、供花を贈ることに関してご遺族の確認が取れても、葬儀に飾る花の種類、贈るタイミングなど注意するべきポイントが多いです。ご遺族の意向や守るべきマナーもおさえつつ、故人へのお別れに御花を贈りましょう。
徳島の家族葬にて供花をお考えのときは、ぜひご相談ください。
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