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徳島の家族葬とはどんな葬儀?どこまで参列者を呼べばいいのか?2024.04.04
近年、社会的な経済状況や価値観の変化の影響から、遺族だけで故人を見送る家族葬を選択される方が増加しています。しかし一般的な葬儀とは異なる形式の家族葬の参列者には誰を、どこまでの範囲でお呼びすればよいのかわからず、困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家族葬とはどのような葬儀なのか、参列者はどこまでの範囲でお呼びすればいいのかをお伝えします。参列にお呼びしない方への連絡に関する注意点や、家族葬での香典の取り扱い、参列する側の注意点など、気になるポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
家族葬とはどんなもの?どんな葬儀?
家族葬とは、家族や親族など、故人と関係が深かった方たちのみで執り行う小規模な形式の葬儀です。一般的には10〜30名程度で行われるものの、参列者の人数が明確に定められているわけではありません。
ここからは、家族葬と一般葬の違いをくわしく解説します。一般葬と家族葬の流れはどう違う?
仏式の場合、一般葬の流れは以下のとおりです。
1.ご危篤・ご臨終
2.ご遺体のお迎え、安置・お打ち合わせ
3.納棺式
4.通夜式
5.通夜振る舞い(通夜の会食)
6.宿泊
7.葬儀告別式、出棺
8.火葬
9.お六日法要(還骨法要)
10.ご帰宅、後祭壇設置
家族葬の場合も基本的な流れは同じです。
一般葬は、希望される方たちすべてに参列していただけるスタイルです。家族葬に比べると参列者への対応時間が必要となる反面、より多くの方に故人を偲んでいただける面があります。
家族葬の参列者は限られており、一般葬に比べお別れの時間をゆっくりと過ごせる、故人やご家族の「想い」を大事にするお葬式です。宗教儀礼や社会とのつながりより、故人の人生やご家族の気持ちに寄り添う、より現代に適した葬儀形式です。「家族葬」と「密葬」の違いとは?
家族葬と混同されがちな言葉に、密葬があります。「密」には「人に知らせずにひそかに物事を行う」意味があり、ひっそりと行われる葬儀を「密葬」といいます。
密葬を選ぶのは、故人が著名人であるケースが多いです。
知名度の高い方や社会的な地位が高かった方が亡くなると、通常の葬儀では相当数の参列者が予想されます。遺族は参列してくれた方々への対応に追われてしまい、故人とゆっくりお別れする時間を充分に取れません。参列してくれた人への誠意ある対応は故人のためでもあり、不愛想に振る舞うわけにもいきません。
つまり参列者が多い葬儀は、ご遺族にとって「故人との別れ」よりも、「参列者への対応」が中心となってしまいます。
そこで選ばれるのが密葬で、初めに家族・親族だけでゆっくりとお別れの葬儀を行い、後から一般の参列者の方々へ向けた本葬やお別れの会を行うスタイルです。
著名人の訃報は、多くの方々が混乱するケースもあります。できるだけ混乱を抑えるよう、亡くなったことを公に告知する前に、密葬という形をとることが多い傾向です。直葬と家族葬は何が違う?
直葬も家族葬と似ていますが、直葬では「通夜」や「告別式」を行いません。亡くなったあとは遺体を安置したのち出棺し、そのまま火葬を行うシンプルな流れの葬儀です。ただし火葬するまでの期間は、「亡くなってから24時間経過後」と法律で定められており、最短で行っても2日を要します。
直葬の多くは「親族が少なく費用をかけたくない」「生前から自分の葬儀はしなくてもいいと言っていた」などの理由から選ばれる形式です。核家族の増加や高齢化、親戚など人との関わりが希薄な人が多い現代ならではの葬儀の形といえます。 とはいえ搬送用の車や棺、安置室、お花、骨箱のように最低限のものは必要です。故人とのお別れ時に、僧侶に読経を依頼する場合もあるでしょう。葬儀会社のサポートは欠かせません。葬儀会社によって費用やプランはさまざまなので、内容をよく確認することも大事です。
家族葬はどんな人におすすめ?
家族葬は、以下のような方におすすめです。
● 故人が希望していた
● 家族や近しい人だけでゆっくりお別れしたいご遺族にとって納得できる葬儀にできるのが家族葬の大きな魅力です。
参列者を限定する家族葬は、一般葬のようにご遺族が参列者の対応に追われません。形式的な礼儀作法も省略できる場合があり、故人と親しかった方々と一緒に、ゆっくり落ち着いて故人とお別れができます。故人が生前に「派手な葬儀は望まない」と意思を伝えていたケースにも適しています。
また、参列者へのおもてなし費用が少なく葬儀費用を抑えやすい点もメリットです。
親族は何親等まで?どこまで呼べばいい?
家族葬で悩ましい問題の1つが、参列者の選定です。後々トラブルに発展するケースもあるため、慎重に選ぶ必要があります。親戚であっても、誰をお呼びすべきか困ってしまうこともあるでしょう。
ここからは、親戚や親族に対する考え方をお伝えしたうえで、家族葬にお呼びすべき方の範囲について解説します。親族と親戚の違いは?
「親族」や「親戚」という言葉は日常的に使われていますが、その範囲や違いをご存じない方は多いのではないでしょうか。
民法において親族は、以下のように定義されています。
・6親等内の血族(血のつながりがある人)
・配偶者
・3親等内の姻族(結婚した相手の血族)
たとえば、自分の「父の兄」や「兄弟の子ども」は、血のつながりを持つ血族です。しかし「父の兄の配偶者」や「兄弟の配偶者」、もしくは「配偶者の兄」は血がつながっておらず、姻族という扱いです。
また「親戚」という言葉には民法上の定義がなく、どこまでを親戚と呼ぶかは個人個人で異なります。一般的には血縁や婚姻によるつながり全般の呼び方が親戚です。民法上の親族とつながりのある人を親戚と呼ぶケースが多く見受けられます。
親族よりも広い範囲を指し、「父の兄の妻の甥」のように遠い縁の方に対しても使える点が親戚という言葉の特徴です。地域によっても親戚が指す範囲は異なります。親等とは?
民法で定められている親族の定義では、「6親等内の血族」「3親等内の姻族」のように、「親等」という言葉が使われています。親等とは、親族関係の近さを表す数字で、自分を0として「縦の関係性」を数えたものです。
たとえば、以下のように表現します。
● 自分の父母:「自分⇒父母」:1親等
● 自分の祖父母:「自分⇒親⇒その親」:2親等
● 自分の兄弟姉妹:「自分⇒親⇒その子ども」:2親等
● 自分のおじ・おば:「自分⇒親⇒その親⇒その子ども」:3親等
以下は、代表的な親等です。
【血族の親等】
● 1親等⇒父母、子
● 2親等⇒祖父母、兄弟姉妹、孫
● 3親等⇒おじ・おば、曾祖父母、甥・姪
● 4親等⇒いとこ
【姻族の親等】
● 1親等⇒配偶者の父母
● 2親等⇒配偶者の祖父母、兄弟姉妹
● 3親等⇒配偶者のおじ・おば、曾祖父母、甥・姪
● 4親等⇒配偶者のいとこ
親等には、血縁のある「血族親等」と婚姻で親族になった「姻族親等」があります。親等の数字が小さいほうが本人との関係が近く、数字が大きくなるほど遠い関係です。親等や「どこまで呼ぶべき」という点に強くとらわれないことが大事
家族葬には、家族や親族だけでなく、ごく親しい友人も呼ぶことがあります。明確にどこまで呼ぶか決まりはありません。自由に参列者を選べる反面、家族葬に起こりがちなトラブルには注意が必要です。
たとえば、連絡をしなかったり参列をご遠慮していただいたりした場合、故人とお別れをしたかったと不満が出るケースです。故人の友人・知人関係やご近所の方数名に参列いただくと、「友人の○○さんは参列したのに、私は呼ばれていない」という不満をぶつけられることもあります。
親族の場合も同様です。人間関係は親族関係の近さだけで測れません。たとえ近い親等であっても、ほとんど連絡を取っていない方や子どもの頃以来会っていないケースであれば、無理をしてまで呼ぶ必要はありません。
日頃からお付き合いがある親族や故人との生前の関係性を基準にするなど、家族や親族間で十分に相談しつつ、理解や同意を得ながら呼ぶ範囲を決めると、トラブルの心配が軽減されます。「どこまで呼ぶべき」という考えに縛られず、故人やご家族の意思を大切にしつつ、後悔のないように考えましょう。
言葉どおり「家族だけ」で行うこともできる
たとえ少人数の家族葬でも、あまり親しくない親族がいると気を使い、心理的な負担となる可能性もあります。そのような場合は親族や友人を呼ばず、完全に家族だけで葬儀を行っても問題ありません。
実際に徳島葬送.comでも、参列者が2名〜5名と限られたご家族での家族葬は数多く行われています。
参列者をどこまで呼べばいいのかという問題は、家族葬を執り行ううえでの問題になりがちです。具体例や対策を知っておくと、より具体的に考えられます。参列者の人数でどこまで呼ぶかを決める際の目安
親族や故人と親しかった方が多く、どこまで呼ぶかを決めるのが難しい場合は、おおよその参列者の人数から考えてみてはいかがでしょうか?
● 数名~10名程度:ご家族のみ、または2親等までの親族
● 20〜30名程度:3親等までの親族
● 30名以上:広い範囲の親族、故人の友人
数名から10名程度の参列者を想定している場合は、ご家族のみ、あるいは2親等までのご遺族が目安です。お呼びしない親族が多くなるため、後々トラブルにならないようにあらかじめ明確に、家族葬であることや参列をご遠慮いただきたい旨を伝えておきましょう。
20〜30名程度であれば、3親等までの親族が目安です。場合によっては故人と親しかったご友人を、何人かお呼びしてもよいでしょう。
30名以上であれば、より広い範囲の親族や、故人の友人までお呼びします。参列者が多くなるのでリストを作り、連絡漏れがないように注意してください。参列にお呼びしない方に訃報を伝える際の注意点
家族葬を執り行ううえで特に注意していただきたいのが、参列にお呼びしない方々への連絡です。
参列をお願いする方に限って訃報を伝える方法もありますが、お呼びしない方に「なぜ自分だけ伝えてもらえないのか」と、疑問を感じさせてしまう可能性があります。後々のトラブルの原因にもなりかねませんので、訃報を伝える場合は以下の2点にご注意ください。
- どこまでお呼びするかの判断基準を明確にしておく
- 葬儀の案内と勘違いさせないように注意する
それぞれ解説します。
どこまでお呼びするかの判断基準を明確にしておく
家族葬では限られた方々のみお呼びするため、参列できなかった方からの不満をぶつけられるトラブルが起こりがちです。あらかじめ、どこまでお呼びするかの判断基準を明確にしておきましょう。故人の遺志であるとお伝えすれば、納得していただけるケースもあります。
生前にお呼びする方のリストを作成しておき、親族や親戚の理解を得ておく方法もあります。生前にリスト化しておけば理解を得られやすく、連絡漏れ防止のチェックリストとしての活用も可能です。
とはいえ、判断基準を決めてもお呼びするべきか迷ってしまうケースも出てくるでしょう。そのようなときは判断基準の説明も難しいため、お呼びするのがおすすめです。葬儀の案内と勘違いさせないように注意する
故人が亡くなられたことを伝える訃報では、葬儀の日時なども同時にお知らせするのが一般的です。また親族やご友人のなかには、最後に故人とのお別れをしたいと強く願う方もおられるでしょう。訃報であいまいな伝え方をしてしまうと、家族葬のお知らせを葬儀の案内と勘違いしてしまい、トラブルに発展する可能性があります。
家族葬にお呼びしない方への訃報では、葬儀は家族葬として執り行うことや、参列をご遠慮いただきたいことを明確に伝えましょう。具体的な日時を記載しない方法や、家族葬を執り行ったあとに事後報告をする方法もあります。心苦しいかもしれませんが、トラブルを避けるためにも注意してください。
家族葬では香典を辞退すべき?
家族葬では、香典を辞退するケースがあります。ルールはないものの、辞退するご遺族が多く見受けられます。
ここからは、家族葬では香典を辞退すべきか、辞退する際のマナーを解説するので参考にしてください。
香典を辞退する理由はさまざま
家族葬で香典を辞退する理由は、以下のようにさまざまです。
- 参列者の負担を軽減するため
- 香典返しの負担や手間を減らすため
- 故人の遺志
ごく小規模な家族葬では、参列者の金銭的な負担を減らすためや、香典返しを用意する手間や負担を軽減するために香典を辞退するケースがあります。 また故人が生前に香典は受け取らないと希望していた場合は、その遺志を尊重して辞退することもあります。
辞退するかどうかはご遺族の判断次第
家族葬では香典を辞退するケースが多いものの、辞退しなければならないルールはありません。
家族葬は、どのように執り行うかを故人や喪主の意向に沿って決められる、自由度の高い葬儀です。香典の受け取りについても、故人や喪主、ご遺族の判断次第で決めていただいて問題ありません。 ご家族だけでお見送りするのであれば、一般葬と比べ費用を抑えられることから香典を受け取らないケースもあります。しかし、広い範囲のご友人も参列されると葬儀費用がかさみます。費用の負担が重い場合は、香典を受け取るかどうか、ご遺族同士で話し合って決めましょう。
香典を辞退する場合はあらかじめ伝えておくのが大事
香典を受け取らないと判断した場合は、あらかじめ香典を辞退する意思を明確に伝える必要があります。無用な混乱を避けるためにも、弔意を示したい方の気持ちに配慮しつつ、香典を辞退する旨を訃報や案内状に明記してください。
当日、葬儀会場に受付で香典辞退の意思を伝える方法もあります。香典を持参している参列者には、お礼とお詫びの言葉とともにお伝えしましょう。
もし対応に困ってしまったら、葬儀社に相談しましょう。家族葬では事後報告を忘れずに
葬儀にお呼びしなかった方々に対しては、事後報告も必要です。
特に家族葬では、お呼びしない方へは訃報を送らないケースも多くみられます。家族葬の事後報告は、連絡が遅れた謝辞と、生前お世話になったことへの感謝の気持ちを込めて丁寧に報告しましょう。
直接お会いして報告できない場合、手紙や電話での報告が一般的です。葬儀から日を開けず、四十九日あたりまでの報告を目安にしてください。家族葬の報告はどのようにする?
家族葬を終えた報告は、以下の内容などを文章にして伝えましょう。
● 故人が他界した日付やその原因
● 生前お世話になったお礼
● 家族葬で葬儀を済ませたこと
● 連絡が遅れたことへのお詫び
徳島では家族葬が増えているものの、伝統的な一般葬よりも受け入れ難いという方も、なかにはおられます。故人を見送りたかったと考える方へは、家族葬に至った理由をお伝えします。理解していただけるよう、故人の想いやご家族の気持ちを言葉を尽くしてお伝えしましょう。
報告を書くときは最初の文字を下げず、句読点は使用しません。時候の挨拶や重ね言葉も使わないよう注意してください。薄墨で書き、喪主や送付日を明記しましょう。
参列をご遠慮いただく親族や勤務先など、事前に報告する必要がある場合は、速やかな連絡が必要です。今後の香典を辞退する一言も添える
葬儀にお呼びせずに事後報告だけをお送りした方が、故人にお別れを伝えたい気持ちを強く抱いておられ、後日自宅に弔問にいらっしゃるかもしれません。
故人を大切に思ってくださるのは、ご遺族にとってありがたく、香典を持参する気遣いをさせたくないと考える方もおられるでしょう。
そのような事態を避けるためにも、弔問での香典を辞退する旨を事後報告でお伝えしましょう。家族葬にかかる費用は?
家族葬の葬儀一式や食事代など、一通りの葬儀にかかる費用の相場は約100万円、徳島では80万円前後です。
家族葬にはさまざまな葬儀の形があり、式の形式や規模によって費用は異なります。徳島葬送.comでは、以下のプランからお選びいただけます。
・家族葬プラン ¥258,000~(税込)
一般的なご葬儀と同じく、納棺式・通夜式・葬儀・告別式・火葬・お六日法要といった一連のセレモニーを小規模で執り行う葬儀形式。・一日葬プラン ¥198,000~(税込)
通常は通夜式から告別式まで2日かけて取り仕切られるお葬式を、告別式と火葬を一日で行う葬儀形式。・直葬プラン ¥78,000~(税込)
通夜・葬儀を行わず火葬のみを行う葬儀形式
・自宅葬プラン ¥158,000~(税込)
おうちで最期のお見送りができる葬儀形式。 ご葬儀は、形式やプランによって価格が異なります。どのような家族葬にしたいかをあらかじめイメージしておくと、費用の見通しが立てられます。家族葬にかかる費用の内訳
家族葬にかかる費用の内訳は、おおよそ以下のとおりです。
- 葬儀の基本料金
- 飲食接待費
- お布施など
葬儀の基本料金には、遺体の安置や移送、通夜や葬儀、告別式にかかる費用が一通り含まれます。火葬費用については葬儀社によって扱いが異なり、基本料金に含まれるかどうかは事前に確認してください。
飲食接待費の内訳は、通夜振る舞いや精進落としなどの食事にかかる費用です。香典返しや返礼品の費用が含まれるケースもあります。参列者の人数により変動し、葬儀社によっては基本料金に含まれているので確認しておきましょう。
また葬儀に僧侶を呼ぶ際は、お布施やお車料も必要です。お布施の金額には決まりがないため、判断に迷った場合は葬儀社や菩提寺に相談しましょう。
家族葬に参列する際の注意点
家族葬の連絡を受け参列する際は、故人やご遺族の意向に配慮する必要があります。
ここからは、家族葬に参列する立場での注意点を、いくつか簡単にご説明します。
参列の案内がない限りは参列しない
家族葬は故人と親しかった方だけで行う小規模な葬儀ですが、親しければ必ず参加できるとは限りません。参列者の選定は、あくまでも故人の遺志や喪主、遺族の判断次第です。
そのため家族葬への参列は、葬儀の場所や日時の案内があった場合のみと考えましょう。訃報がなく、家族葬が行われることを人づてに聞いたときも同様です。
案内に参列を遠慮してほしい旨が明記されておらず判断が難しければ、遺族に直接確認しましょう。
香典や供花が辞退されていないか確認する
家族葬では香典だけでなく、供花も辞退されるケースがあります。辞退されている場合は、無理にお渡しする必要はありません。
香典を辞退する理由はさまざまですが、遺族が参列者の負担に配慮している場合もあります。故人や遺族の意向を尊重できるよう、事前に辞退する旨が伝えられていないか確認しておきましょう。
服装が指定される場合がある
家族葬では一般的な喪服(準喪服)での参列で問題ありませんが、案内にて「平服でお越しください」と一言添えられているケースもあります。このような場合には、略喪服を着用してください。
略喪服とは礼服ではない喪服を指し、黒や濃紺など控えめなダークカラーのスーツやワンピース、アンサンブルなどカジュアルではない服装です。おもに、仮通夜や三回忌以降の一般参列者が着用します。喪服と同様、無地が望ましく、光沢のあるものは避けましょう。
受付が設置されていない場合がある
参列者の少ない家族葬では、会場に受付が設置されていない場合があります。喪主や遺族が参列者をすべて把握しており、受付を用意する必要がないからです。
このようなケースでお悔やみの言葉や香典のやり取りをする際は、直接遺族に声をかけてもかまいません。できるだけ時間をかけず、手短に済ませましょう。
弔問する際は事前に確認する
家族葬への参列ができず、後日弔問に伺いたいと考えることもあるでしょう。しかし家族葬では葬儀だけでなく、弔問も辞退しているケースがあります。 葬儀の直後は遺族も忙しく、落ち着かない毎日を過ごしている可能性があります。遺族の負担にならないよう、弔問の際は事前に確認を取りましょう。
徳島でも家族葬が増えています
家族葬は年々、増えている傾向が見られています。家族葬が増加している代表的な理由は「経済的な理由」「故人の遺志」「アットホームな葬儀」「宗教観やしきたりに縛られたくない」等が見られ、引き続き家族葬が広がりを見せると予測されています。 参列者の人数を減らしても、しきたりを維持することも可能な家族葬という形が浸透しているという事が言えるでしょう。また、新型コロナウィルスの影響もあり、感染症対策等の側面から小規模の葬儀はより増加する傾向と予想されます。家族葬は現代の需要にあっている形とも言えます。
徳島での家族葬なら徳島葬送.comへ
徳島葬送.comでは、徳島県徳島市、板野郡北島町を中心に家族葬を主に行っています。家族葬専用の貸切式場となっております。専用駐車場も50台完備しております。 徳島での家族葬なら徳島葬送.comへ。徳島葬送.comは故人様とご遺族様の大切な時間をサポートさせていただきます。徳島で我々にしかできないお別れの時間をご提供致します。随時、内覧会も行っておりますので、来館の際にお悩みや疑問を気軽にスタッフへご相談ください。
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