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【徳島の葬儀】生前からの葬儀の準備はやった方がいい?事前準備の背景や決めるべきポイントを具体的にご紹介2025.06.27
年齢を重ねて体の不調が増えると、「自分の最期」について不安を感じる方もいるのではないでしょうか。 自分の葬儀は“自分”のために行われるものですが、すでに自分はこの世にいません。残された家族に葬儀のことで負担に思ってほしくないですよね。費用面が心配という方もいるでしょう。
人生のゴールが間近になった人、あるいは人生の折り返し地点に差し掛かかった人など、最近では終活の一環として生前から葬儀の準備をする人も増えています。
今回は、生前に葬儀の準備をする人が多い背景や決めておくべきこと、トラブルを避けるための注意点をお伝えしていきます。
生前に葬儀準備をする人が今増えている理由とは?
まずは、生前に葬儀の準備をする人が増えている背景について見ていきましょう。
自分の死後が不安だから
人生のゴールがまだ何十年も先という若い年代に対し、ある程度の年齢になってくると死が身近に感じられるものです。
友人や知人の死の知らせを聞くたびに、
「自分が死んだら誰が葬儀をするのだろう」
「どんな葬儀になるのだろう」
「費用は大丈夫かな…」
などの不安を持つ方もいるでしょう。
自分の死後の段取りをつけておくことで、死への不安を少しでも取り除くことができます。安心して余生を過ごすことができるでしょう。
家族に迷惑をかけたくないから
残された家族に自分の葬儀で迷惑をかけたくないという方は結構多いです。
病気療養中など、死の覚悟ができている場合なら、ご家族も葬儀の準備を少しずつ行えます。ただ、突然の不幸で葬儀の準備をするのはかなり大変なことです。
突然家族を亡くした悲しみを抱え、急ぎで葬儀社決めや親族への訃報連絡、費用の捻出など大きな負担がかかります。あたふたと葬儀を進めていくため、お別れがゆっくりできないと後悔されるご家族様も多いです。
生前から自分の葬儀の準備をしておくことで、いざとなったとき、残された遺族が葬儀手配をスムーズに行えます。経済的な負担・心理的な負担のどちらも軽減できるでしょう。
おひとり様だから
現代は、生き方についての価値観が多様化しています。
生涯結婚せずに独り身の方、結婚はしたけれど子供がおらず配偶者にも先立たれた方、離婚を経て1人になった方など独身の方も多いです。
また、少子化も相まって兄弟姉妹の人数も少なく、親が亡くなると“身寄りがない”という完全なるおひとり様も少なくありません。
一般的に、配偶者も親も子供もいない独身の方なら、兄弟や甥・姪、従妹などが血縁者。しかし、長年疎遠となった親族に自分の葬儀を任せるのは申し訳なく感じるものです。
そんな背景から、前もって自分の葬儀について準備する方もいます。
生前に葬儀を準備する際に決めておくべきこととは?
自分の葬儀だからこそ、準備段階で決めておくべきことは多々あります。
どこでどんな葬儀にするか決める
一般葬や家族葬、一日葬、直葬、火葬式などのうち、どんな葬儀にするか決めておきましょう。
自分の葬儀で「誰を呼びたいか」によって葬儀の規模は変わってきます。お世話になった人が多く、皆に参列して欲しいときは、一般葬というスタイルでも問題はありません。
しかし、最近では「小規模でやりたい」「予算的なことが心配」と小規模な葬儀にする方も増えています。
呼びたい人や予算を考えると、葬儀のスタイル・規模の選択肢も変わってきます。自分の希望はもちろんですが、家族の意見も取り入れながら考えてみてもいいでしょう。
喪主をやってほしい人のこと
喪主は、葬儀全体をまとめるべき重要な存在です。
通常、配偶者や子供(長男・次男・長女など…)がやることが多いですが、自分であらかじめ決めておくこともできます。
たとえば、
・順番としては長男が妥当だけれども離れて暮らしている
・次男の方が近所に住んでいて頻繁に会っている
といった状況なら「次男にお願いしたい」と指定しておいてもいいでしょう。
自分にとって安心して任せられると感じた人を指定してもいいですが、後から家族間でトラブルの種となる可能性も。
そこで「喪主をやってほしい理由」も付け加えておくこともおすすめです。
葬儀にかかる費用のこと
生前から葬儀の準備をする際、かなり重要なのが費用についてです。
たとえば、「一般葬で皆を呼んでほしい」と準備しても、費用がないと遺族も困惑します。
家族への負担を取り除くためには、葬儀の計画とともに、それに見合った費用を確保することが大事です。
葬儀は参列人数が多いほどに葬儀規模も大きくなり費用は多額です。家族葬など参列人数を少なくできれば、葬儀費用もおさえられます。
ここ徳島でも近年家族葬を選ぶ方が増えてきました。生前から葬儀の準備をする際、気になることがございましたら当社までお気軽にご相談ください。
また、葬儀社によっては、互助会に入会して会員になると葬儀の際に割引などの特典を受けられることも多いです。当社でも月々の掛け金などはなしで「入会金」だけで特典がつく会員制度もございます。
葬儀費用や各種法要の割引、遺言書や相続に関するサポートなども行っていますのでお問い合わせください。
自分の葬儀に参列してほしい人のこと
自分が亡き後、葬儀に参列してほしい人をリストアップしておきましょう。自分とどんな関係性なのかも記しておくことで、家族が連絡を取りやすくなります。
最近は、固定電話のない方も増えているので、住所や携帯電話、メールアドレスなどもまとめておくといいでしょう。
また、親族の連絡先もまとめておくのがおすすめです。
子供の数が多かった昔とは違い、近年は核家族化の影響で「親戚と深い付き合いがない」というケースも多いです。
特に、昔から遠方で暮らしていると「ほとんど会ったことがない」「名前は耳にしたことがあっても連絡先が分からない」ことも多々あります。
葬儀に参列して欲しい人、その人との関係性などをまとめておきましょう。
遺影の写真のこと
急に家族が亡くなって困るのが“遺影”に使う写真です。
子供が小さいうちは家族写真という形で自分の写真を撮る人も多いかもしれませんが、子供が巣立ってしまうと写真を撮る機会も減りますよね。
葬儀のために遺影に使う写真を探したところ、「最近の写真がない」と慌てるご遺族様も多いです。
自分が亡くなった後に使われる写真とはいえ、「綺麗に写っている写真を遺影にしてほしい」という人も多いのではないでしょうか。
生前、自分が亡くなったときに遺影に使ってほしい写真を撮影しておくと、遺族も大変助かります。
生前に葬儀の準備をするなら~具体的な手順をご紹介
生前の葬儀の準備について、具体的な流れをご紹介します。
エンディングノートに決めたことを書き記す
生前に葬儀の準備をする際におすすめなのがエンディングノートです。
「自分の葬式の準備をしている」と家族に口頭で伝えたとしても、自分が亡くなるのがいつかは分かりません。数年後、10年後…と亡くなるまでの期間が長いと、言われた方の家族も内容までは忘れてしまうでしょう。
エンディングノートに、自分が決めたことをしっかり残しておくことが大事です。
葬儀の準備はもちろん、遺品整理に関することもまとめておくと、残された家族の負担が減ります。
エンディングノートは広く知れ渡っている言葉ですが、遺言書と違い法的な側面は持ちません。
遺産相続に関することは、遺言書など法的なものにしたがって残しましょう。
安心して葬儀準備を進めるために無料相談サービスを活用する
事前に無料相談サービスを受けるメリットは、
・葬儀の準備についてサポートしてもらえる
・生前に葬儀社を選択しておける
・いざというときに家族の安心感につながる
という点です。
「家族葬をしてほしい」「費用は貯めておく」といった準備も大切ですが、無料相談サービスを活用することで、葬儀社探しにもつながります。
ご臨終の直後、悲しい気持ちで慌てて葬儀社探しをするのは、遺族にとっても大変なことです。「自分の死後、この葬儀社で葬儀をしてほしい」と指定しておくと遺族の負担も減ります。
葬儀社ごとにプランも費用も異なるため、自分の思いを反映した葬儀のためには事前相談をしておくと安心です。
また、事前相談をすることで、費用面・プランについてもじっくりと比較検討ができます。
自分の亡き後の葬儀について詳しく相談できることはもちろんですが、無料相談を通じて葬儀社への信頼性を見極められる機会にもなります。
自分が亡き後は、遺族が葬儀社スタッフとともに葬儀を行います。頼りになる葬儀社の存在は、遺族にとっても心強い味方となるでしょう。
親身になって相談にのってくれる葬儀社であるか、そして葬儀だけでなく、相続などに関しても相談できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
生前に葬儀を計画する際にありがちな失敗例・トラブルとは?
次に、生前に葬儀の計画をする際にありがちな失敗例についてご紹介します。
生前に葬儀の準備をしていることを家族に伝えなかった
エンディングノートに書き記すだけでは、家族には伝わりません。
自分の葬儀の準備を生前からやっていることを、家族や身近な人に言葉でも伝えておくと安心です。特に、喪主をつとめて欲しい人にはしっかりと話しておくこくこともポイントです。
詳しくはエンディングノートに書いている点も伝えておきましょう。
エンディングノートや書類の保管場所が分かりづらかった
エンディングノートや葬儀に関する書類の保管場所が分かりづらく、見つけてもらえないトラブルもあります。
できるだけ見つけやすい場所に保管し、「○○にしまってある」と言葉でも伝えておくことが大事です。
葬儀社に具体的な相談をしていなかった
生前から葬儀の準備をする際、「決めるべきこと」「準備するもの」「具体的な費用」など細かな点も多いです。
曖昧なまま進めても、自分が考えている葬儀とは違った内容のこともあります。特に、葬儀内容や費用面など、具体的なことを聞くには葬儀社との相談が大切です。
せっかく生前から準備するのですから、抜かりなく行いたいものですよね。
生前の葬儀準備を進めるにあたって、葬儀社の無料相談サービスを活用しましょう。
まとめ
自分が亡くなるタイミングはいつか分かりませんが、生前から葬儀の準備をしておくのは「家族の負担が減る・費用を残しておける」といったメリットがあります。
自分の死を見つめることで、余生を安心してゆとりのあるものにできている方も多いです。
年代問わず、生前から葬儀の準備を始める方が増えていますが、「おひとり様」や「病気がちな方」は特に生前から葬儀について考えておくと安心につながるでしょう。
ここ徳島でも、生前から葬儀の準備をする方も増えてきました。
当社でも、
・費用のことが知りたい
・家族の負担を減らしたい
・葬儀のことを詳しく知っておきたい
など事前相談の問い合わせを承っております。
人の死は、突然やってくることもあります。事前の準備によって、残された家族の混乱を防ぐこともできます。
徳島での葬儀のご相談は、当社にお気軽にご相談ください。
監修者
徳島葬送.COM 代表取締役
田岡 博憲(たおか ひろのり)【保有資格】
・厚生労働省認定 一級葬祭ディレクター
・日本海洋散骨協会認定 海洋散骨アドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士
・終活協議会認定 終活ガイド
徳島での葬儀に携わり15年以上の経験があり、四国で初めて葬祭関連有名全国誌の月刊終活に特集していただいております。徳島での終活・葬儀・供養の事はすべてお任せください。
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