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徳島で行う家族葬|家族葬の費用や呼ぶべき人の範囲などを詳しく解説2023.08.28
近年の葬儀の在り方は多様化し、一般的な葬儀だけでなく、家族葬と呼ばれる小規模なものまで見られるようになってきました。
ただ、“家族葬”という言葉を聞く機会は増えてきましたが、「どんな風に行われるか・どのくらいの費用か」などの詳細については知らない方も多いのではないでしょうか。
また、家族の葬儀をする機会は突然のようにやってくることもあり、知らないことが多過ぎて大きな不安のなか故人とのお別れになるのも悲しいことかもしれません。
大切な人を送る大事な葬儀だからこそ、“備え”として事前にできるだけ詳細を知っておきたいものですよね。ここ徳島でも、故人とゆっくりお別れできる家族葬を選ぶ方が近年だいぶ増えてまいりました。
今回は、家族葬の内容や呼ぶべき人の範囲、費用のことなどをお伝えしていきます。
〇家族葬とは~近年の新しい葬儀の形、家族で行う「家族葬」
“家族”という言葉からも分かるように、家族葬は家族を中心として故人をお見送りする葬儀の形です。明確な定義はありませんが、一般的な会葬者が来ず、家族や親戚など故人と深い関わりのある人だけが集って少人数で行う葬儀といえるでしょう。
家族葬が選ばれる理由について
徳島でも家族葬を選ぶ方が増えてきましたが、その背景にはどんなものがあるのでしょうか。
そもそも、昔主流だった葬儀と言えば、現在で言う「一般葬」。家族はもちろん、故人の兄弟、友人・知人、勤務先の人、さらにはご近所の方など…。参列者の数が大人数になることは珍しくありませんでした。
ただ、親戚はともかく、故人の友人知人、会社関係の人などは遺族にとっては初めて会う方も多く、一人一人に挨拶すると気を遣います。参列してくれた大勢の方への対応に追われて時間があっという間に過ぎ去るでしょう。そのうえ、多くの人に参列してもらうと料理や会葬用の返礼品などの数も増えて、費用の工面が難しいこともあります。
昔は、子供の数も多く、親の葬儀を行う場合、費用面や葬儀の段取りなどを兄弟で協力しながら行えたかもしれません。しかし、少子高齢化の影響から家族も少なく、費用面も含め、参列者が多い一般葬は大変なことばかりです。
それに比べて家族葬の場合、家族や親族を中心としていますから、気を遣うことなくコンパクトな葬儀となって費用をおさえられます。
また、故人の年齢が高齢の場合、友人知人も疎遠となるほか、退職して相当経っていると「亡くなったこと」を知らせる方も減っているはずです。
そういった背景から家族葬を選ばれる方も増えています。
〇家族葬にすべき?
これまで一般葬を行った方のなかでも「家族葬にしておけばよかった」という方もいらっしゃいます。
家族だけで見送りたいという本音があっても、故人の兄弟や友人知人、会社の人など世間体を考え周囲の人に気を遣って一般的な葬儀にしたケースも多いようです。しかし、慌ただしい葬儀が終わった後、「ゆっくりお別れできなかった」と悲しみに暮れる方もいます。
家族葬は、一般葬と比べると小規模なものかもしれません。
しかし、参列者が少ない分、じっくり故人に向き合い最後のお別れができ、内容の濃い葬儀になります。少人数だからこそ、参列者同士で故人を偲びながら語り合ってお見送りの時間を過ごせる、温かい葬儀の形となるでしょう。
費用面の負担が少ないほか、故人とのお別れの葬儀が充実したものになります。
最近では、“終活”でエンディングノートなどにより、「自分が亡くなったときには家族葬を…」と希望している方もいらっしゃいます。
ただ、そうでない場合は、葬儀の形を決断するのは、やはりご遺族様です。故人との最後のお別れの式を後悔のないようにご選択ください。
〇徳島で家族葬を行う場合の費用について
次は、徳島で家族葬を行うときの費用についてお話していきます。
家族葬とは言っても、「どんな葬儀にしたいか」というついては残されたご遺族が希望する内容によって異なるでしょう。
また、葬儀会社や会場次第でも費用は変わります。
そのため、参考程度の数値となりますが、徳島で家族葬を行うときの費用目安は40~150万円程度とお考えください。ただし、内容によっては、想定外の追加費用がかかる可能性もあります。
費用に関しては、依頼する葬儀会社に見積もりをしてもらうことをおすすめします。
ただ、徳島で家族葬をするなら知っておきたいのが「費用が変わってくるポイント」です。いくつかご紹介していきます。
ポイント1:参列者の人数
家族葬は、一般の会葬家族を中心に参列してもらう、一般の葬儀よりも小規模な葬儀です。ただ、「どこまで葬儀に招くか」という線引きは人によって違います。
故人と一緒に住んでいた家族だけという場合でしたら5人以内の小規模なプランかもしれませんし、故人のご両親やご兄弟など近い親族をお呼びしたいという場合は10人くらいではないでしょうか。
また、家族葬と言っても親族のほか、特に親しかったご友人などにも参列してもらうこともあるでしょう。その場合は、15人、20人、さらには30人くらいになる方もいらっしゃいます。
参列する人数によって、葬儀を行う会場や会席料理、会葬返礼品が変わってくるため、これが費用にも影響することになります。
ただ、家族葬の場合、あらかじめ参列する人数を把握して準備しているので、一般的な葬儀と違って、「会葬品が余った」などの無駄も極力減らせるでしょう。 徳島の家族葬をするときも、事前に参列人数に合わせてお見積りすることで費用感を掴むことができます。
ポイント2:ご遺体の搬送
病院や施設などでお亡くなりになった場合、一般的に葬儀社が安置場所まで搬送します。
この距離によっても費用は変わってきます。近距離であれば料金プランの範囲内で搬送できるでしょう。
しかし、市外・県外など遠くでお亡くなりになってご遺体を安置場所まで運ぶケースは費用が高くなるのが一般的です。
ポイント3:安置場所の利用
昔は部屋数が広いお住まいも多く、突然ご遺体を安置することになってもスペースがすぐに確保できるケースも多かったでしょう。最近では、住宅事情から「空いている部屋がない」「荷物を寄せる時間がない」などの状況で安置室を利用する方も増えています。
そういった場合は、安置室を利用する料金もかかります。
〇家族葬を行うときの注意ポイント
近年、利用する人が増えてきた家族葬ですが、注意すべきポイントもあります。
まず、「誰を呼ぶか」という点です。
家族葬には明確な定義はなく、家族ぐるみの付き合いをしていたような親交の深い故人のご友人がいれば、その方をお呼びしても構わないでしょう。大切なのは、後から悔やむことのないように、参列していただく人を考えることです。
しかし、声をかけられなかった人が、後から不満の声をもらすこともあるでしょう。「葬儀に参列したかったのに…!」と強く言われると、まだまだ悲しみが癒えないご遺族様にとっては、対応に困り果てるものとなるでしょう。
また、周囲に何も知らせずにいるうち、後から1人、そのまた後から1人…というように、何度も弔問客が来ることも少なくありません。故人のことを思って来てくれることは大変ありがたいですが、「会葬返礼品が無くて困った」「急にいらっしゃって雑な対応をしてしまった」ということにもなりかねません。
そこで、家族葬が終わった後に、「葬儀が終わった」という旨を文書にて送付するのもいいでしょう。
文面には決まりはありませんが、
・故人がいつ他界したか
・生前お世話になった感謝
・身内のみで葬儀を済ませたこと
・今後のご香典はご辞退させていただくことなど、相手に対して「お気遣いなく」という配慮を記載しておくことも大事です。
〇まとめ
家族葬は、気心のしれた家族・親族だけで故人をしっかりと見送ることができる葬儀の形です。
徳島でも家族葬が行われるケースは多く、実際に家族葬を行った人からは「温かい葬式ができた」「ゆっくりお別れができた」と満足の声をお聞きしています。
ただ、葬儀をどうするか決めるのは、ご遺族様にとって大切な人を亡くされたばかりのとき。
悲しい気持ちのなか、「誰を呼ぶか」「葬儀の費用はいくらか」「どんな段取りで行うか」など不安ですよね。あらかじめ、「家族葬とは何か」「家族葬の費用感」を知っておくと安心です。
私どもは、徳島で家族葬を中心に、さまざまな葬儀のプランをご用意しております。葬儀の費用やご不安なことなどお気軽にお問い合わせください。
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徳島葬送.comでは、徳島県徳島市、板野郡北島町を中心に家族葬を主に行っています。家族葬専用の貸切式場となっております。専用駐車場も50台完備しております。
徳島での家族葬なら徳島葬送.comへ。徳島葬送.comは故人様とご遺族様の大切な時間をサポートさせていただきます。徳島で我々にしかできないお別れの時間をご提供致します。随時、内覧会も行っておりますので、来館の際にお悩みや疑問を気軽にスタッフへご相談ください。
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